【1】Accessのファイル「SampleDB.mdb」を起動し、「SQL練習」のSQLビュー画面を開いてください。
【2】まずは「京都府」だけを抽出してみましょう。以下のSQL文を入力し、実行ボタン「!」をクリックします。
SELECT PREF_CD,PREF_NAME FROM T01Prefecture WHERE PREF_CD = 27;
WHEREのあとに条件を指定することで、目的のデータだけを抽出することができます。
【3】京都府だけが表示されました。
【4】今度は文字で「福岡県」を抽出してみましょう。以下のSQL文を入力し、実行ボタン「!」をクリックします。
SELECT PREF_CD,PREF_NAME FROM T01Prefecture WHERE PREF_NAME = '福岡県';
*文字列は「'」(シングルクォーテーション)で囲みます。囲むのを忘れるとAccessは認識してくれませんのでご注意ください。
【5】福岡県だけが表示されました。
「福岡県」が上手く」表示できない場合はテーブルのデータが「福岡」になっています。
以下のリンクから新しいAccessファイルをダウンロードし、差し替えてください。
https://access-sql.up.seesaa.net/web/SampleDB.zip
【6】さっきと同じSQL文ですが、改行して見やすくしましょう。以下のSQL文を入力し、実行ボタン「!」をクリックします。
SELECT PREF_CD,PREF_NAME
FROM T01Prefecture
WHERE PREF_NAME = "福岡県";
【7】結果は同じですね。福岡県だけが表示されました。
【8】「SQL練習」は保存しないで終了してください。
【解説】
文字列を囲むか囲まないかは、テーブルのフィールドの型で決まります。フィールドがテキスト型で設定されている場合はたとえ数字でも文字列として扱います。「数字でも囲む場合がある」ということをおぼえておいてください。
またSQL文は適当な位置で改行して見やすくすることができます。改行するとそれぞれの役割がわかりやすくなりますので今後はこの表記で進めます。
SELECT(フィールド選択)
FROM(テーブル選択)
WHERE(抽出条件)
*ただし単語の途中で改行することはできませんのでご注意ください。
↓このようには書けません。
SELE
CT