SQL 範囲を指定して抽出

今回は範囲を指定してレコードを絞り込む方法を学びます。

【1】Accessのファイル「SampleDB.mdb」を起動し、「SQL練習」のSQLビュー画面を開いてください。

access-sql19.gif


【2】まず九州の都道府県だけを絞り込んでみましょう。以下のSQL文を入力し、実行ボタン「!」をクリックします。

SELECT PREF_CD,PREF_NAME
FROM T01Prefecture
WHERE PREF_CD >=40;

access-sql38.gif

PREF_CDが40以上ということは九州の都道府県だけになります。=(イコール)が付いているところが重要です。「以上」は40も含みます。


【3】九州にある県だけが表示されました。レコード数は8件です。

access-sql39.gif


【4】次はもう少し範囲を明確に指定して、四国の都道府県だけを絞り込んでみましょう。以下のSQL文を入力し、実行ボタン「!」をクリックします。

SELECT PREF_CD,PREF_NAME
FROM T01Prefecture
WHERE PREF_CD >=36 and PREF_CD <=39;

access-sql40.gif

「36以上」「39以下」なので36も39も含みます。


【5】四国が表示されました。レコード数は4件です。

access-sql41.gif


【6】=(イコール)を使わない場合は以下のようにも書けます。同じ結果になるので試してみてください。

SELECT PREF_CD,PREF_NAME
FROM T01Prefecture
WHERE PREF_CD >35 and PREF_CD < 40;

この場合は「35より大きく」「40未満」なので35も40も含みません。


【7】もう一つ書き方があります。以下のSQL文を入力し、実行ボタン「!」をクリックします。

SELECT PREF_CD,PREF_NAME
FROM T01Prefecture
WHERE PREF_CD BETWEEN 36 AND 39;

access-sql42.gif

BETWEENは「36以上39以下」ですのでその数字も含みます。最初のものと比べると、「PREF_CD」を1回しか書かなくて良いのでSQL文が簡潔になっていますね。


【8】結果はこれまでと同じになります。

access-sql41.gif


【9】「SQL練習」は保存しないで終了してください。

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