【1】Accessのファイル「SampleDB.mdb」を起動し、テーブル「T01Prefecture」を開きます。練習用のレコード(グアム)があることを確認しましょう。なければこの画面のように直接追加してください。
確認したらテーブルは閉じます。
【2】次にクエリにある「SQL練習」のSQLビュー画面を開いてください。
【3】早速データを削除してみましょう。以下のSQL文を入力し、実行ボタン「!」をクリックします。
DELETE FROM T01Prefecture WHERE PREF_CD = 77;
【4】メッセージが表示されますので「はい」をクリックします。
これでレコードが1件削除されています。「SQL練習」は保存しないで閉じてください。
【5】テーブル「T01Prefecture」を開きレコードが削除されていることを確認しましょう。
PREF_CDが77のグアムが削除されています。
【解説】
DELETE文の基本は以下の通りです。
DELETE FROM テーブル名 WHERE 削除条件;
今回はPREF_CDを使いましたが、PREF_NAMEを使って文字列を条件に削除することもできます。以下のSQLは同じ結果になります。
DELETE FROM T01Prefecture WHERE PREF_CD = 77;
DELETE FROM T01Prefecture WHERE PREF_NAME = 'グアム';
文字列を使う場合は「'」で囲むのを忘れないでください。
削除のSQLを実行するときは特に気をつけましょう。WHEREを忘れるとすべてのレコードが削除されます。また間違った条件を指定すると予想外のレコードが削除されることもあります。