【1】Accessのファイル「SampleDB3.mdb」を起動し、「SQL練習」のSQLビュー画面を開いてください。
【2】以下のSQL文を入力し、実行ボタン「!」をクリックします。
SELECT CST_CD,CST_NAME,
"〒" & ZIP_CODE & " " & PREF_NAME & CITY_NAME & TOWN_NAME & ADDRESS AS ADDRESS2,
TEL,BIRTH,SEX
FROM T04Customer,T03Town,T02City,T01Prefecture,T05Sex
WHERE T04Customer.TOWN_CD = T03Town.TOWN_CD
AND T03Town.CITY_CD = T02City.CITY_CD
AND T02City.PREF_CD = T01Prefecture.PREF_CD
AND T04Customer.SEX_CD = T05Sex.SEX_CD;
【3】ADDRESS2が演算フィールドです。
ちゃんと10件表示されていたらOKです。
【解説】
今回のポイントはSQL文の2行目です。前回まで個別に表示していたフィールドを一つにまとめています。
"〒" & ZIP_CODE & " " & PREF_NAME & CITY_NAME & TOWN_NAME & ADDRESS AS ADDRESS2
基本的に各フィールド名を「&」(アンパサンド)でつなげるだけです。フィールドだけでなく文字列もつなげられます。"〒"で郵便番号の前に記号を加えました。また" "は空白文字です。郵便番号と都道府県の間に空白を入れています。
最後に「AS」(エイリアス)でフィールド名をADDRESS2にしました。何故わざわざ「2」を付けているかというとADDRESSはフィールド名として既に存在するからです。同じ名前ではコンピュータは区別できません。